境内・文化財

 小鳥居

1689年(元禄2年)9月建立
寄進者 和仁喜兵衛
飛騨最古の石造鳥居として1964年(昭和39年)高山市文化財に指定されました。
「音に名高き天満が森の石の鳥居とはこのことか」と里謡にまで歌われた石の鳥居が境内南側の社務所寄りにひっそりと立っています。以前の参道は、この鳥居をくぐり、畑道を通って社前に出でいました。
「1689年(元禄2年)9月、国守金森出雲守の武運長久と国中五穀成就、万民快楽を祈って乾与七郎成次、成田三左衛門正善らの奔走で飛騨国中最初の石鳥居が建立された」と記した木札が鳥居中束の下から発見され、建立年次などが判明しました。荒のみ切りのままの素朴な小鳥居であるが、均衡のとれた姿が美しく安山岩製春日形です。
信州伊那谷の石工3人の製作です。

小鳥居

小鳥居